【翠嵐杯構築】 王位の復権E.L.F.D.R.N
どうもらんたんです
自分の開いた大会の翠嵐杯【オンライン大会】翠嵐杯 大会要項 - ハロウィンの魔法使いのわくわくフレンズで提出した構築について簡単に解説していきたいなと思います。
構築経緯
せっかく自分で開く大会であるためエルフーンを入れた構築を作ろう!
この大会のルール上ある程度サイクルを回せ、ギミック寄りの構築が強いのではないかと考えた。
エルフーン入でギミック寄りの構築となるとレートで回しててある程度手応えがあったエルフドラン軸の毒サイクルがいいのではないかと考えた。
エルフーンは毒サイクルと相性がよい残飯宿身代型、ヒードランはミミッキュの相手をしやすくクッションとしても使い勝手のいいHBベースの混乱実型で採用。
この2体に一貫をとりやすいバシャーモやボーマンダ、メタグロスの相手をしやすいHBカバルドンを採用。
次にゲッコウガとカプ・レヒレが重く感じたため鈍いアローラベトベトンを採用した。このポケモンを採用することで他のポケモンで毒を撒いて鈍いリサイクルで詰めていく勝ち筋を創出。
レートで回してていた時は残りの2枠を特殊羽休めメガマンダと水Zミトムを採用していたが、フェローチェにどうしようもないことに気がついた。エルフドランはもちろん、カバルドン、アローラベトベトンも非常に使い勝手がよかったため変えるならこの2体を変えるべきと考えた。
そこで準速フェローチェの上を取れて威嚇を撒きながらサイクルを回せるポケモン、即ちメガライボルトを採用することとした。メガライボルトを採用することでスリップダメージで削ってメガライボルトで上から詰めていく勝ち筋を創出。
そこでカバルドンの持ち物をゴツメにすることでよりスリップダメージを稼ぎやすくした。
残りの一枠を重いマンムー、ルカリオにある程度強くて、受けを崩しやすい挑発飛行Zギャラドスを入れることで完成とした。
構築名由来:6世代の頃猛威を奮ったエルフドランの復権じゃい!
個別紹介
エルフーン
持ち物:食べ残し
性格:臆病
特性:悪戯心
基礎ポイント:145(76)-x-137(252)-98(4)-116(164)-151(12)
ムンフォ/アンコール/宿り木/身代わり
自分の1番お気に入りのエルフーンでアーゴヨンを起点に分身した伝説を作った悪の権化 NNだつもうざい 個体そのもの。
基礎ポイントはエルフーン界隈で黄金比とされているS実数値151(最速レヒレ、準速サザンドラ抜き)と宿り木効率のH実数値145をベースとし、FCロトムのボルチェンを身代わりが確定で耐えるまでDに振って残りをBに振ったやつ。
技はガッサに対する打点であり追加効果が美味しいムンフォ、スリップダメージ限であり回復ソースの宿り木、ターン稼ぎの身代わり、行動を制限できるアンコールの採用。
最悪他のポケモンで毒さえ入れれば一体は持っていけるのが強いと思った。やはりエルフーンはこの型が1番強力であると改めて感じた。
後述するヒードラン、ベトベトンがカプ・テテフを呼ばないポケモンであるため現環境でも比較的通しやすくなった。起点作りエルフーンが多い中で正に王位の復権と言える。
ヒードラン
持ち物:マゴのみ
性格:控えめ
特性:貰い火
基礎ポイント:196(236)-99-146(156)176(76)-130(28)-99(12)
火炎放射/ラスカノ/岩石封じ/毒々
HBが意地ミミッキュの剣舞霊Zを乱数2つ切って耐え、HDが控えめテテフのサイキネを25%で3発耐える調整
Cは無振りミミッキュがラスカノで89%で落ち
Sは準速S↓ミミッキュ抜き
技は噴煙による火傷で毒を入れたいポケモンが焼けることを嫌い火炎放射を採用。
フェアリー打点のラスカノとミミッキュの皮を穿いだり、ウルガモスやリザYの打点となったりと使い勝手のいい岩石封じ。
残りをエルフーンと相性のいいステロと迷ったが、ポリ2に毒を入れることを優先して毒々にした。
カバルドン
持ち物:ゴツゴツメット
性格:腕白
特性:砂起こし
基礎ポイント:215(252)-132-186(252)-x-93(4)-67
地震/氷の牙/毒々/怠ける
HBぶっぱの普通のゴツメカバルドン
メインウェポンの地震とランドやマンダへの打点となる氷の牙
回復技の怠けるとエルフーンや後述のベトンと共に詰めやすくするための毒々を採用した。
(メガ)ライボルト
持ち物:ライボルトナイト
特性:避雷針→威嚇
基礎ポイント:145-x-80-152(252)-81(4)-172(252)→
145-x-100-187(252)-101(4)-205(252)
10万/オバヒ/めざ氷/ボルチェン
唯一のメガ枠のライボルト
CSぶっぱのテンプレ
メガ前の特性は仮にポリ2にトレースされたとしてもヒードランやベトンに引けばいいため実用性を重視して避雷針で採用。
炎技もクチートを飛ばしやすくなるためオバヒ。起点にはされるがエルフーンやベトン、ギャラで逆に起点にできるため支障はあまりなかった。
ベトベトン(アローラ)
持ち物:フィラのみ
性格:慎重
特性:食いしん坊
基礎ポイント:212(252)-125-118(180)-x-143(76)-70
叩き落とす/毒突き/鈍い/リサイクル
HBは鈍い1回で陽気グロスの地震が確定3発
HDは変幻ゲッコウガの冷B+ドロポンZを確定耐え
技は3割毒が狙える毒突きと、通りがよく立ち回りを強くする叩き落とすがメインウェポンで、耐久火力をあげる積み技の鈍いと回復技として使えるリサイクル。
鈍いカビゴンよりも優れてるところは
最近増えた格闘Zゲッコウガにも強いことと毒にならないこと、テテフを呼びにくく毒や叩き落とすで裏のポケモンのサポートもできる所が挙げられる。
反面地面技というのはサブウェポンに入れられやすく弱点を突かれやすいことと耐久が少々心許ないこと。カビゴンと同じく叩き落とすや火傷に弱いことは欠点と言える。
地面技を起点にできるエルフーンとは非常に相性がよくとても使い勝手が良かったためお気に入りのポケモンである。このポケモンで盤面をひっくり返して全抜きすることもある。
主な選出
基本選出というものがないため、メジャーな構築に対する選出を紹介していく。
vs.ポリクチミミガッサ
エルフドラン@1
ライボorギャラ
vs.カバマンダガルド
ギャラライボベトン
vs.カバリザテテフ
ギャラドラン@1
カバorライボorエルフ
終わりに
翠嵐杯ではこの構築をのぞみんさんが使って、予選ブロックで3-1で1on1まで持ち込むことが出来たけど、惜しくも予選敗退してしまったらしいです。この構築はあくまでも掛け算の構築であって、1on1ではパワーが足りずに負けてしまうみたいなんですね。1on1まで想定してなかったのは本当に申し訳ないなと思いました。
ですがこんな構築でそこまで持ち込むことができたのぞみんさんに感謝を述べたいです。
本当にありがとうございました!
QRは記念に残しておくので良かったら使ってみてください
それでは!